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ゲーム制作ツールの開発をしていると、ユーザーさんからのおたよりを拝見する機会があるわけですが、そのなかに「ストーリーの作り方がわからない」というお悩みをチラホラ見かけます。
これには大きくわけて2種類のケースがあって、ひとつめは「ゲームを作れるってすごそう、挑戦したい」というひと。「作者」になることに憧れてツールを入手したものの、実際なにから手を付けたらいいかわからない、というケースです。
もうひとつは「自分が描いた絵を、使われたい」という気持ちからくるケース。絵を、ただ見るだけで終わりにせず、物語のなかで活躍させたい。とはいえ「キャラデザやってください!」なんて依頼がそうそう飛び込んでくるわけではありません。
マンガだと苦手な背景等を含めて全部を描かないといけないけど、ゲームなら会話シーンのキャラ絵だけを自分で描けばいい。じゃあゲームを自作しよう! という考えに至るわけですね。
でも、絵の道を志す人にこのアプローチはオススメできません。結局、脇道ですからね。
ゲーム制作のハードルは確かに低くなってきましたが、求められるハードルの数は逆に増えています。最低50個のハードルを跳び越えられる陸上選手になる覚悟を……というと大袈裟かもしれませんが、絵を描く時間をかなり削られるのは間違いないでしょう。
もともと絵は遊べる
ただ見るだけのイラストは主に「絵を見る」ことに興味のある人にしか届きませんから、そうでないひとにも届けたい気持ちはわかります。でも、絵はもともと「ただ見るだけ」のものではなく「遊べる」ものとしての側面を持っています。
そんなわけで『にちよう企画班』では、自由研究企画として「遊べるものをつくろう」シリーズを始めてみました。
この企画では特に「遊べるドット絵」を作っていきますが、もちろんドット絵に限らずイラストでもOK。プログラミングはまったくしませんが、「遊べるもの」を作るなかでゲーム制作のノウハウを積んでいける記事にしていくつもりです。
ぜひ、ご覧ください!
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